学習法コラム (column)

  • 【英語の会議で役立つ18場面別フレーズ集】
    活用するためのノウハウもご紹介

    あなたは今「英語の会議がつらい」「英語の会議で聞き取れない」とお困りではありませんか?普段使い慣れている日本語の会議でさえ気を遣うのに、英語で行われなければならないとなると不安になり身構えてしまうものです。

    そこで今回は、英語の会議で役立つフレーズを18のシチュエーションごとにまとめてご紹介します。

    また、フレーズを覚えるだけでなく、英語の会議前の事前準備や、実際にフレーズを活用するためのテクニックもご紹介。ぜひ最後までご覧ください。

    英語の会議が始まる前に準備すること

    英語の会議で役立つ18シーン別フレーズ集

    1. 自己紹介するとき
    2. 他己紹介するとき
    3. 相槌するとき
    4. 話を引き出すとき(相手の言葉をリピート)
    5. 要点をたずねるとき
    6. 話を続けてもらうとき
    7. 相手からの依頼に応じるとき
    8. 納得(なるほど・わかった)したとき
    9. 同意(そうだよね)するとき
    10. 半同意(そうなのかも・ありえるかも)するとき
    11. プラスの気持ちに共感するとき
    12. マイナスの気持ちに共感するとき
    13. 驚いたとき
    14. おめでとうと称賛するとき
    15. 言語的な助けを求めるとき
    16. もう一度言ってもらうとき
    17. 確認・明確化を行うとき
    18. その前に話した説明に補足するとき

    フレーズを覚えるだけではダメ!活用するためのノウハウ5選

    まとめ

    監修者

    英語の会議が始まる前に準備すること

    あなたは英語の会議が始まる前に、事前準備を行っていますか?
    フレーズを活用する前に、英語の会議で必ず行って欲しい事前準備を3つご紹介します。会議をスムーズに行うためにも、参考にしてみてください。

    ①気がかりなことを書き出す

    英語でも日本語の会議でも同じですが、会議が始まる前に気がかりなことを書き出しておきましょう。

    この「気がかりなこと」というのは、「会議中であってもふと思い出して気になってしまうこと」すべてです。例えば「折り返しの電話をしなければいけない」「夕方おつかいを頼まれている」など、後回しにしているタスクや次の予定など、ふとした瞬間に考えてしまうものは、無意識のうちに、思考リソースをとられてしまいます。

    人間の脳は複数のことを同時に処理できない性質を持つため、気がかりなことを考えてしまうと会議に集中できず、「せっかく覚えたフレーズが活用できない」「英語が聞き取れない」などのトラブルに発展することも少なくありません。

    必ず会議の前に気がかりなことを紙に書き出し、先に処理できるものは処理すること。そして事前に処理できないものは「今は忘れてよいもの」と認識してメモに残し、会議中は考えないようにしましょう。

    ②メタ認知を利用する

    メタ認知とは「考えることを考えること」です。

    例えば、会議中のあなたの脳内の状況(考えていること)を客観的に把握し、コントロールすることです。

    相手の英語を聞いている時に自分が考えていることを考えることによって、「なぜ聞き取れないのか」などの改善点を見つけることができるもので、英会話において重要なものです。

    例として、「なぜ会議で彼の言っている英語を聞き取れなかったのか」と考えることで、「彼の独特な発音の癖で聞き取れなかった」「分からない単語に思考を引っ張られて全体を理解できなかった」などと原因の究明や改善に役立てられます。

    必ず「なぜ今彼の英語が聞き取れなかったのか」「なぜ咄嗟に英語で応答できなかったのか」などを考える癖をつけ、問題解決を行いましょう。

    ③会議のキーワードを押さえておく

    事前に、会議に出てくる登場人物(クライアント名・競合他社など)・プロジェクト名・数字(売上・販売データなど会議に関わるもの)・議論するポイントなどを、英語で書き出しておきましょう。この際に、発音も確認しておき、会議中に出てきたら瞬時に理解できるようにしましょう。

    キーワードを整理しておくだけで、「この話を今している」「この案件については議題がそれているのか」など、整理したメモをもとに状況を把握しやすくなります。

    日本語の会議でも同じですが、事前に会議の背景を知らなければ何を論点として話しているのか分かりません。また専門的な話となると、できる限りの事前準備は必須でしょう。

    これは英語の会議でも一緒です。必ず会議が始まる前にキーワードを英語で書き出しておき、「英語で聞いたら分からない」を少しでも減らしておきましょう。

    英語の会議で役立つ18シーン別フレーズ集

    英語の会議で役立つフレーズを大公開。今回は18個のシチュエーションに分けてフレーズをご紹介します。ぜひ英語の会議で活用してみてくださいね。

    1.自己紹介するとき

    自己紹介で活用できるフレーズです。

    Hello. (最初の一言)

    「こんにちは」と、話し始める前の導入に慣れましょう。かしこまった言い方と、一般的な場面とで使い分けするようにしましょう。

    FormalInformal
    Hello.Hi.
    Hey.
    Hi there.
    What’s up?

    It’s a pleasure to meet you. (はじめまして)

    「お会いできてうれしいです。」「はじめまして。」「ようやく会えました!(finally)」といったニュアンスを伝えたい時のフレーズです。

    例:
    (I’m) pleased to meet you.
    (It’s) nice to meet you.
    (It’s) a pleasure to meet you.
    (It’s) great to meet you.
    (I’m) glad to meet you.
    It’s very nice to meet you.

    • 2度目にお会いする時は、必ずagainをつけます。

    I’m Takashi Saito. (名前)

    「私は、xxxです。」「私の名前は、xxxです。」と伝える場合です。

    FormalInformal
    My name is …
    (かしこまった場面や大人数の前でのスピーチなどで利用)
    I’m …
    (ビジネスや日常での自己紹介で多用)

    I work at Globali. (会社名)

    自分の所属している会社名を伝える時のフレーズです。

    例:
    I’m from ABC Accounting.
    I’m an accountant at ABC Accounting.
    I’m an English teacher at Globali.

    • ”I am”とは言わず、”I’m”が会話では普通。 “am”と省略せずに言うと、「私は!」と強調しているよう。但し、メールや文章では、politeである必要があるため、省略しないことがあります。

    I’m a business consultant. (職業名)

    自分の職業名を伝えるときに活用できるフレーズです。

    例:
    I’m an English teacher.
    I’m a certified accountant.
    I’m a Youtuber.

    I work in the Education Department. (部署名) or I’m in charge of training new staff. (担当)

    自分の部署名や担当を伝えるときに活用できるフレーズです。

    例:
    I’m an English teacher in the education department at Globali.
    I’m an English teacher on the English team at Globali.
    I’m a certified accountant in the management department at ABC Accountant Company.

    • aとtheの違い:
      間違えるとbusinessで誤解を生みやすいので、注意しましょう!

      a/an:
      聞き手の知らない情報を伝えるときに使います。
      例えば、英語スクールに多数の講師がいる場合、聞き手は、あなたのことを初めて聞きます。あなたは、聞き手にとって「ある先生」であって「その特定の先生」ではありません。そのため、”a teacher / an English teacher”となります。

      the:
      一方、以前話に上がった「その先生」であれば、特定のtheをつけて、the teacherとなります。また、the education department は、その会社にはひとつなので、どの聞き手も同じ部署を特定できます。なので、 ”the education depatment”となります。
      他の例として、太陽は一つしか存在しないので、「太陽がまぶしいね」という会話の場合、どの聞き手も同じ太陽を想像できるので、the sunとなります。

    I’m a(the) senior manager. (ポジション)

    マネージャー・代表など自分のポジションを伝えるときに活用できるフレーズです。

    例:
    I’m the senior manager at ABC Accountant Company.
    I’m the president of Globali.

    2.他己紹介するとき

    自分とは別の他者を紹介するときは、動詞が三人称になることに注意ください。

    例:
    He is the senior manager in the education department.
    May I know his name?
    What does he like to do in his free time?
    What is her background?

    • 慣れていないと、三人称の動詞 (is / does / -s)がとっさにでないため、日頃から、三人称を使った紹介練習がおすすめです。以下グロバリで実施しているワークをご紹介します。

    他己紹介に慣れる3分ワーク

    1. 各参加者が、紹介したい人を1人をそれぞれ選ぶ
      例) Aさんは上司を選んだ。Bさんは友人を選んだ。Cさんは娘を選んだ。

    2. 回答者を1人決め、回答者の選んだ人について、まわりが英語で質問する
      例) Aさんが回答者の場合、まわりは上司について三人称の動詞を利用して質問をする
      “What DOES he like?” “DOES he… ?” “IS he…?”

    3. 回答者は、三人称の動詞を利用して質問に答える
      ※ 3分間で何回Q and Aを繰り返せたか記録する

    4. 3分後、他の回答者を選び1. – 3.をおこなう
    • 3分間で何回Q and Aを繰り返せたか確認をする
    • タイムプレッシャーワークは、言語習得にとても効果的です。3分でワークを達成する必要があるため、脳が英語への抵抗感や緊張よりも、瞬発的に発言することに注力します。実際の会話でも、まずは発言することが習慣になります。

    3.相槌するとき

    会話を弾ませる相槌をする際に活用できるフレーズです。意味を持たず、日本語の「はい」「うんうん」にあたるフレーズです。英語圏では、相槌が多いと、意見に賛成してくれると思われます。そのため、その後反対意見をいうと驚かれます。同意しないときは、相槌を少なくする方が良いでしょう。
    一方で、発言したいがタイミングがわからない場合は、相槌やリアクションを増やすと、話している人があなたに話を振ってくれます。

    例:
    Right.
    Yeah.
    I see.
    Uh-huh.

    4.話を引き出すとき(相手の言葉をリピート)

    相手の話を引き出す際に、相手の言葉をリピートすること(おうむ返し)が有効です。相手が話した言葉をリピートするだけで、話が続きます。

    例:
    相手の言葉 I went to Hawaii last month.

    Hawaii!
    You went to Hawaii!
    Oh, you went to Hawaii?

    5.要点をたずねるとき

    要点がわからないときに活用できるフレーズです。

    例:
    I’m not quite sure what you mean.
    So,what do you mean?
    So, what are you trying to say?
    So, what is the point?
    So….?
    (この一語でも、要点がまだわからないことを示唆できます)

    6.話を続けてもらうとき

    話しの展開が気になるときに使えるフレーズです。話しをしている相手も嬉しくなるでしょう。 (平坦に聞くと、要点を急いでいるように聞こえるので、興味のあるように伝えてみます。)

    例:
    And then?
    Then what(happened)?
    What happens then?
    Yes, yes. Then?

    7.相手からの依頼に応じるとき

    相手からの依頼に応じるときに活用できるフレーズです。

    例:
    相手の言葉 Could you spell them out?

    Yes.
    Sure.
    Why not?
    Sure thing.
    Okay.
    Of course.
    No problem.
    Certainly.
    Absolutely.
    (上司やクライアントに)

    8.納得(なるほど・わかった)したとき

    納得(なるほど・分かった)ときに活用できるフレーズです。

    例:
    相手の言葉 We need a few more weeks to recover from this situation because xxx.

    I see.
    I got it.
    I got(see)what you mean.
    That’s perfectly understandable.
    I understand the situation.
    That makes sense.

    9.同意(そうだよね)するとき

    同意(そうだよね)するときに活用できるフレーズです。

    例:
    相手の言葉 So, I think it is a good idea we do this task first.

    Right.
    Thats true.
    I think so too.

    10.半同意(そうなのかも・ありえるかも)するとき

    半同意(そうなのかも。ありえるかも。)するときに活用できるフレーズです。

    例:
    相手の言葉 Our boss might change his plan.

    That could be.
    Probably.
    Maybe.
    Possibly.
    I’m not sure, but maybe.
    I’m not quite sure.
    It might be so.
    I guess so.
    I assume it could be.

    11.プラスの気持ちに共感するとき

    プラスの気持ちに対して共感するときに活用できるフレーズです。

    例:
    相手の言葉 I think we can do better this time.

    I agree with you.
    I think so too.
    Thats right.
    Thats true.
    You’re right.
    Absolutely.
    Exactly.
    Definitely.
    Yes.

    12.マイナスの気持ちに共感するとき

    マイナスの気持ちに対して共感するときに活用できるフレーズです。

    例:
    相手の言葉 He is so mean. He is just vicious. I cannot understand him.

    I agree with you.
    I know how you feel.
    I feel the same way.
    I would feel the same way

    if I were you.
    I can imagine.
    I’m so sorry to hear that.
    Oh, dear.
    I’m sorry to hear that.
    That’s too bad.
    That’s terrible.
    Awful…

    13.驚いたとき

    驚いたときに活用できるフレーズです。嬉しい驚きと、信じられない驚きとで異なるため、それぞれご確認ください。

    嬉しい驚き

    平坦に言うと、皮肉に受け取られる場合があります。感情を込めて話しましょう。

    例:
    相手の言葉 Our team made it!

    I’m so glad to hear that!
    Really!
    Wow.
    That is… wow!
    I can’t believe it!
    (Thats)great.
    (That)sounds great.
    (That’s)wonderful.
    (Thats)awesome.
    (That’s just)awesome.
    (justを入れると「それ以外なにものでも無い!」 という強調ができます)(Thats)amazing.

    信じられない驚き(うそでしょ!?)

    上記よりも大きく驚く場合に活用できるフレーズです。

    例:
    You must be kidding!
    You are kidding!
    Are you kidding?
    Are you serious?
    It can’t be true!
    That’s impossible!
    No way!
    Really!
    Are you sure!?
    (イントネーションを上げる)

    14.おめでとうと称賛するとき

    称賛(おめでとう)するときに活用できるフレーズです。

    例:
    Congratulations.
    I’m glad to hear that.
    I’m happy for you.Good for you, Anna!
    Lucky you!
    I’m proud of yourself.
    (上の立場や親しい人から)

    15.言語的な助けを求めるとき

    会話の途中で言葉が出てこないときや、日本語は思い浮かんでも英語でどう言えばいいかわからないときなど、助けを求めるときに活用できるフレーズです。
    日本語での会話でもよくあることですので、恥ずかしがらずに落ち着いて相手に助けを求めましょう。

    例:
    How can I say … in English?
    ( 〜って英語でなんて言うの?)
    What’s the word for…?( 〜のことをなんていう?)
    What do you call…? (〜をどう呼ぶ?)

    16.もう一度言ってもらうとき

    相手が言っていることを聞き取れなかったときに活用できるフレーズです。What? Pardon?と全体を聞き直すのではなく、「どの部分が聞き取れなかったのか」を明確にして相手に伝えましょう。

    例:
    What was the last word?
    (最後の単語はなんて言ったの?)
    What was the last part? (最後の部分はなんて言ったの?)

    17.確認・明確化を行うとき

    相手の言ったことを正しく理解できているか不安なときに使えるフレーズです。相手に気を遣って、理解しないまま適当に会話を進めてしまうのは失礼になります。遠慮せずに確認しましょう。

    例:
    If I’ve understood correctly,…
    ( 私の理解が正しければ)
    So are you saying that…?(つまり〜ということですか?)
    What do you mean?(どういう意味ですか?)
    You mean…(つまり…)

    (活用例)
    If I’ve understood correctly, you moved to Japan three months ago?
    So are you saying that you moved to Japan three months ago?
    You mean you moved to Japan three months ago?

    18.その前に話した説明に補足するとき

    自分がその前に話した内容を補足するときや、うまく伝えきれていないと感じたとき、相手に詳細を聞かれたときに活用できるフレーズです。

    例:
    It’s kind of…
    (それは〜のようなものです)
    It’s sort of…(それは〜のようなものです)

    (活用例)
    Aさん In Japan, parents give Otoshidama to their children on New Year’s Day.
    Bさん What is Otoshidama?
    Aさん It’s kind of a gift to celebrate the New Year.

    フレーズを覚えるだけではダメ!活用するためのノウハウ5選

    今回ご紹介したフレーズを覚えるだけでは、実際に会議で活用できない場合があります。例えば緊張してしまってフレーズを忘れたり、瞬時に英語が出てこないためにタイミングよく使えなかったりなど、フレーズの暗記だけでは上手に活用できません。

    そこで最後に、今回ご紹介したフレーズを活用するために大切な5つのポイントをご紹介します。

    Point 1.自動化できるように訓練する

    全て覚える必要はありません。16の各場面から使えそうなフレーズを一つだけ選び、自動化をしましょう。自動化は、下記の3ステップでトレーニングできます。

    Step 1 まずは知ること
    (英語を知ること、ご自身の強み/弱みを知ること、最適な学習方法を知ること)
    例)自動車教習所で習う、標識の意味がわかる、運転方法を理解する

    Step 2 できること (時間がかかっても、知ったことをできるようになること)
    例) 自動車教習所で練習する、しどろもどろだが標識の意味を理解し、運転ができる

    Step 3 自動化、無意識化、習慣化 (運転のように、考えずに無意識でできること)
    例) 無意識に運転ができるようになる、鼻歌を歌いながら運転できるレベル

    英語を学習している多くの方はフレーズを読むだけで学習を完了していると聞きます。
    これでは、会議で使いこなせる(自動化)はできません。

    新しいフレーズを知ったあとは、必ず口に出し、自動化するまで暗唱することが大切です。
    このとき、実際の会話の場面を想像し「使うタイミング」「使い方」「発音」にも意識を向けてトレーニングしましょう。

    これは英語に限らず、スポーツなどにも当てはまります。例えば水泳。いくら座学で泳ぎ方を学んでも、実際に水に浸からないと泳げるようにはなりません。

    英語も水泳と一緒で、いくらフレーズを知っていたとしても、実際に会議のシチュエーションを想定し、トレーニングしなければ使えるようにはならないのです。

    グロバリでは、上記の3ステップを意識したマンツーマンレッスンやグループレッスンを行っております。英語の会議で悩まれたくない方は、ぜひご相談ください。

    Point 2.ミスコミュニケーションを回避するための対策を施す

    日本語でも英語でも、言語だけではコミュニケーションを円滑に進めることができない場合があります。ミスコミュニケーションを避けるためにも、数字・サンプル・写真などのビジュアルイメージを使いながら伝えるようにしましょう。

    もし曖昧な言い回しで伝えてしまうと、相手に何も理解されずにストレスを与える可能性があります。ビジュアルイメージを活用するなどミスコミュニケーションへの対策を施し、相手に伝わるための準備をしましょう。

    Point 3.文化の違いを理解する

    文化の違いを理解することも非常に大切です。例えば代表的な文化の違いとして、 individual culture (個人主義)とcollective culture (集団主義)を知っていますか?これは、海外の方とコミュニケーションを取る上で大切な違いです。

    例えば、アメリカが代表的なindividual culture (個人主義)であれば、時間に対して「節約する」「使う」「無駄にする」などの感覚を持っており、効率重視の率直なコミュニケーションを好みます。従って、結論を先に伝えたり、頷きを最小限にしたりしなければなりません。

    一方、日本や韓国が代表的なcollective culture (集団主義)では、効率よりも協調を大切にする感覚を持っています。従って、笑顔やフレンドリーさを大切にしたり、話し手の雰囲気や言葉の裏に隠された意図・表情などにも注目しながらコミュニケーションをとらなければなりません。フレンドリーになればなるほど、業務を優先してくれたり、待遇してくれる場合も増えます。

    このような文化の違いを理解しながら英語の会議に臨むことで、フレーズをより一層活用できます。


    ミスコミュニケーションの例

    例①:日本人が、”It would be a little bit difficult to submit by Wed.”という曖昧な表現をしたところ、ネイティブは「難しいが、出来る」のだと理解し、お断り表現に気づけず、後日混乱が起きた。

    例②:日本人が、ベトナム人に「これを水曜日までに提出してくれると嬉しいです」と曖昧な表現をしたところ、「嬉しい」なら「必須ではない」と勘違いし、水曜日の納期を過ぎ、混乱が起きた。

    Point 4.緊張を克服する

    フレーズを覚えても実際の場面で英語が出てこない!といった経験をしたことはありませんか?
    会議などのかしこまった環境では緊張してしまい、覚えたフレーズが瞬時に出てこなくなる可能性があります。そこで、緊張を克服する方法をご紹介します。実際にワークをしているつもりで、下記に取り組んでみてください。

    突然ですが「赤」イメージしないでください。

    「赤」をイメージせずにできましたか?

    恐らく「赤」をイメージしてしまった方の方が多いはず。実は人は「〇〇をしてはいけない」と思えば思うほど、〇〇をしてしまう傾向があります。
    同じように「緊張しないようにしよう」と緊張を無くそうとすればするほど、脳は緊張を思い浮かべ緊張してしまうことに。

    例えば会議で「自分の声が震えている。どうしよう。止めなきゃ。恥ずかしい。緊張はよくない。」と思うとしましょう。すると緊張に関連したことがどんどん頭をよぎり、さらに緊張が膨らんでしまいます。

    それでは、一体どうしたら緊張を克服できるのでしょうか?試して欲しいことは以下の3つです。

    ①Getting nervous is actually a good thing. (「緊張は良いことである」と認識をする)

    「緊張は悪いこと・無くさないといけないこと・恥ずかしいこと」と思うと余計に緊張するため、「緊張は良いことである」と認識を改めましょう。緊張している自分のことを「いま真剣に取り組んでいるんだ」と認めてあげ、緊張と共存することで、緊張を和らげることができます。

    ②Focus on others (相手にベクトルを向ける)

    会話をしている時は相手にベクトルを向けましょう。緊張をしていると、「緊張をどうしよう」とベクトルが自分に向かってしまいます。実は「緊張をしている」というのは聞き手には関係ありませんし、気づかないことも往々にあります。聞き手が知りたいのは、あなたの「考え」です。まずは相手に意識を向けてみましょう。

    ③Prepare enough! (予想できる準備はあらかじめ行う)

    英語の会議で予想できる準備はあらかじめ行いましょう。例えば、初対面で話す内容は大体決まっているので、事前に準備しておくことで少しでも緊張を和らげられます。また、会議に出てきそうなキーワードなどもあらかじめ整理しておきましょう。

    Point 5.間違えても良いと理解する

    英語を話す時は「間違えても良い」と理解しておきましょう。スポーツでも音楽でも仕事でも、間違いを経験せずに成長する人はいません。

    英語も同じで「いくら分かっていても」「いくら勉強していても」間違いがゼロになることはありません。まずは間違えても良いと認めることが英語力を着実に伸ばす上で、非常に大切です。

    また、聞き手は、あなたが英語を間違えることよりも、「間違えることを恐れて意見を言わない」「知ったかぶりをする」の方がストレスに感じます。
    また、間違えたとしても、一発勝負ではありません。もう一度言い直すこと・聞き直すことも出来ます。

    実践的な英語力をアップするためのおすすめの方法は、「今日は3回、間違えて良い」と最初からハードルを下げて、間違えを受け入れる思考を持つことです。そして、間違いを恐れずに、むしろ「間違ってでも成長してやる!」といったマインドで臨みましょう。

    どうしても日本人は、「間違えてはいけない」といったマインドを持ちがち。なぜなら学校教育で、「間違えたらバツをもらう」風潮があるからと言われています。幼少期からこのような教育を受けてしまうと、間違いに抵抗を持つことは仕方がないでしょう。

    間違いに関してこんなエピソードがあります。
    私のメキシコ人の友人が、以前日本語学校の漢字テストで、「さんずい」を書くところを「にすい」にしてしまい、バツをもらって抗議したと話していました。

    彼女の主張としては「点が一つ足りないだけで、あとはあっているのだから、部分点をもらえるのが普通だ」と話しており、「確かに90%あっているもんな」と私もうなずいた経験があります。

    間違えても良いので、会議の目的を忘れずに、挑戦してみてください。

    まとめ

    英語の会議では、「うまく聞き取れない」「うまく伝えられない」ことが多く、苦戦しますよね。このような状況を改善するために、まずは、事前準備とマインドが大切です。

    事前準備では、本日ご紹介したフレーズと、それを活用するためのノウハウ5選に取り組んでみてください。発言が難しい大人数での会議でも、ネイティブでも使う自然なフレーズをご紹介しました。

    また、マインドに関しては、「間違えてはいけない」「かっこよく英語を話さなければならない」などプライドを持ってしまうと、痛い目にあいます。私を含め、多くの受講生もにがいエピソードを持っています。今回ご紹介したように、「間違えても良い」と自分を承認し、知ったかぶりをせずに聞き返すことが大切です。

    会議の最終的な目的は、有意義に話し合いが進み、会社の発展に繋がること。決して「かっこよく英語を話す」ことではありません。目的を理解し、「どうしたら英語の会議を有意義なものにできるか」を考えましょう。

    グロバリでは、英語を習得するためのマインドセットも含めてカリキュラムを組んでいます。ご興味がありましたら、お気軽にグロバリにご相談ください。

  • 会議で英語が聞き取れない6つの原因とは?
    対処法や聞き取れるようになる勉強法を解説

    あなたは今「英語での会議がつらい」「会議で英語が聞き取れない」とお困りではありませんか?
    そこで今回は、そもそも英語を聞き取れない6つの原因と、その対処法をご紹介します。
    最後に、「あなたが英語の会議で聞き取れるようになるための学習法」も解説しているので、ぜひ参考にご覧ください。

    英語を聞き取るのが苦手な理由

    リスニングスキルは手に取るように効果を感じることが難しい分野。英語講師にとっても教えることが難しく、学校の先生や英会話スクールの講師でも、リスニングを伸ばす方法を、論理的・分析的に教えてくれるケースは稀です。

    そのため、リスニング力を鍛えるためには「ひたすら聞くしかない」とお考えの方も多く、学校の授業でも、「英語を聴いて、回答を選び、答え合わせをする」という流れが一般的でしょう。

    しかし、これでは「どうして英語を上手に聞き取れなかったのか」「どうしらたらリスニング力があがるのか」が分からず、ひたすら問題を解いて練習するだけになってしまいます。

    ビジネスにおいても、英語が聞き取れないことは致命的ですよね。例えば、上司からの指示、会議での決議、クライアントとの商談など。聞き取れなければ仕事になりません。英語の会議では慣れることも大切ですが、最短で効果の出る学習方法を始めたいですよね。

    そこで今回は、第二言語習得論で注目されているメタ認知と、コミュニケーション学における効果的なリスニング法を融合し、会議で英語が聞き取れるようになる方法をご紹介します。リスニング力を磨き、明日からの英語会議で成果を出しましょう。

    • メタ認知とは「考えることを考えること」です。リスニングの前後、リスニング中の、あなたの脳内の動き(考えていること)を、客観的に考え、コントロールすることです。例えば、「なぜ会議で彼の言っている英語を聞き取れなかったのか」と考えることで、「彼の独特な発音の癖で聞き取れなかった」「分からない単語に思考を引っ張られて全体を理解できなかった」などと問題解決や改善に役立てられます。脳内でつまづいているポイントを客観的に理解することで、不安が緩和され、自信に繋がるという研究がなされています。
      グロバリでは、メタ認知を通じて、あなたのリスニングの強み・弱みを分析し、あなたに最適な学習計画を作ります。

    本記事では、メタ認知を使い脳内プロセスを分解することで、普段は気づかない英語が聞き取れない原因とその対処法をご紹介します。

    会議で英語が聞き取れない6つの原因と対処法

    会議で英語が聞き取れない原因として、大きく以下の6つの要因が関係しています。

    • ①心理的・脳科学的状況
    • ②物理的状況
    • ③相手の状況
    • ④言語的状況
    • ⑤知識的状況
    • ⑥文化的状況

    ①心理的・脳科学的状況

    1つ目は、心理的・脳科学的状況が原因で会議中に英語を聞き取れないケースです。

    あなたが緊張・未知なことへの不安・他の業務への心配事・個人的な悩み、恐怖や不安から聴くことへの抵抗がある状態だと、脳が集中できずに、上手く英語を聞き取れない場合があります。
    心理的・脳科学的状況によって英語が聞き取れない場合は、以下の対処法を試してみてください。

    対処法

    • 会議が始まる前に、仕事やプライベートでの懸念点を書き出す
    • 書いたことは後で考え、今は忘れて良いこととする(例:仕事でのトラブル、終わっていない業務への焦り、家族関係での悩みなど。)
    • 会議中、聞き取れる部分をメモする
    • わからない箇所は一度忘れ(メモにあるため)、話全体に集中する
      (聞き取れない部分は、聞き取れる前後だけをメモし空欄にする or 知らない単語はカタカナでメモに残す。一度忘れ、話全体に集中する。会議後に、空欄の前後や、カタカナをヒントに他の参加者に確認をする。)

    ②物理的状況

    2つ目は、物理的状況によって会議で英語が聞き取れないケースです。

    人間の脳は、1つのことにしか集中できず、騒音や雑音、周りの環境が気になってしまうと、上手に英語を聞き取れない場合があります。

    こうした場合は、米国のコミュニケーション学の教科書にも記載されている以下の対処法を試してみてください。

    対処法

    • 窓を閉めて騒音/雑音が発生するリスクを下げる
    • オンライン会議の場合はネット環境を見直す
    • 快適な室温に調整しておく

    ③相手の状況

    3つ目は、相手の状況によって会議で英語が聞き取れないケースです。例えば、そもそも相手が説明下手であったり話が飛んでしまう場合、英語を聞き取るのが困難でしょう。

    また、結論が無い・声が小さい・滑舌がよくないなども、英語の聞き取りを邪魔する要因です。このような原因でお困りの場合は、下記の対処法をお試しください。

    対処法

    • 相手の話し方に慣れる
      (例えば、職場で許される場合は会議をレコーディングし、聞き取りづらい方の声を何度も聞くことにより、段々とその方の話し方のクセに慣れます。)
    • 分からない部分を積極的に確認をする
      (質問ができない会議を除いて、積極的に確認しましょう。特に欧米人は、分かった振りをされるよりも確認してもらえた方が良いと思っている方が多いです。確認の方法として、第二言語習得学には「3C」と呼ばれるものがあります。)


    3C確認法

    英語を流暢に話せるのが理想的ですが、どうしても上手く伝わらない・聞き取れないことがあるでしょう。そんな時に知ったかぶりをするのではなく、聞き返す方法が3Cです。聞き返すことや確認をすることは、会議の目的を遂行するために必須であり、決して恥ずかしいことではありません。

    以下でご紹介しているフレーズを練習をすることで、会議でも自然な会話が続きます。ぜひご活用ください。


    1. Comprehension Check (自分の説明が相手に伝わっているのかを確認)
    Does this make sense? (understandよりもmake senseが一般的です)
    Please let me know if you have any questions.


    2. Confirmation Check (自分の理解があっているかを確認)
    Can I confirm what you’ve just said?
    So, you mean …?
    Do you mean…?


    3. Clarification Request (自分の理解が十分でないと思う場合に、より明確に説明してもらう方法)

    • xxx? (わからない単語をそのままリピートします)
    • I don’t know the word “xxx”. What does this mean?
    • What do you mean by saying xxx?
    • Sorry, but could you say that again?
    • So, you mean… but could you explain the benefit again?


    会議で役立つ他のフレーズとしては、こちらをご参照ください。

    ④言語的状況

    4つ目は、言語的状況によって会議で英語が聞き取れないケースです。

    言語的状況とは、単語力・文法力・発音力・リズム・スピード・リスニング力などの言語的状況が挙げられます。このような原因で英語が聞き取れない方は、下記の対処法をお試しください。

    対処法

    • 単語力に関する対処
      (会議前に、会議のポイントとなる登場人物名(クライアント名、企業名、チームメンバー名など)や、プロジェクトの名前、数字(予算、納期など)をあらかじめ英語で書き出し、発音を確認しておく。)
    • リスニングの6つのステップを理解する
      (本コラム最後の「会議で英語を聞き取れるようになる学習法3選:リスニングの6つのステップを理解する」を参照。)
    • シャドーイングやディクテーションなど、あなたのレベルに合わせたトレーニングを行う


    以下は、別のコラムにてそれぞれ方法をお伝えしていきます。

    • 英語を聞こえる順に理解できる力 (単語の意味づけスピード、発音の認識力)を養う
    • 発音・リズム・スピード・リンキング・リダクションを理解する

    ⑤知識的状況

    5つ目は、知識的状況によって会議で英語が聞き取れないケースです。

    例えば、普段聞き慣れない専門的な言葉は、日本語でも理解するために時間がかかったり、理解できなかったりするときがありますよね。特に病院で専門的な説明を受けるときなど、日本語であっても理解しにくいケースが多いです。

    実は、これって英語でも同じ。専門分野に関しては、その分野の専門用語や背景知識が必要になります。ネイティブのように英語が話せるようになっても、自然と専門分野の単語まで身につくことはありません。

    対処法

    • 日本語コミュニケーション同様に自身の専門分野で使われ単語に慣れる
      (あなたの専門分野 (会計士、医者、貿易など)で頻出する専門単語の意味、発音、使い方に慣れておく。)
    • あらかじめ状況(背景知識)を理解する
      (会議の目的や、議論するポイント、議題の背景を整理しておきましょう。その際に、英語でキーワードを書き出しおくと良いです。整理しておくだけで、「この話を今している」「この案件については議題がそれているのか」など、整理したメモをもとに状況を把握しやすくなります。)
    • イディオムは英語上級者以外は気にしない
      (イディオムは、会議の中でも3-5%程度使われていると言われています。しかし、膨大なイディオムを覚えるよりも、まずは、95-98%の基礎英語を瞬時に理解することが大切です。大半を理解できれば、イディオムの意味は文脈から推測できるようになります。)

    ⑥文化的状況

    6つ目は、2種類の文化の違いです。文化の違いによるコミュニケーションの違いは、海外の大学では、一般教養として習うことが多いコンセプト。文化的期待の違いを理解することで、会議の振る舞い方やリスニングの姿勢がより洗練されます。

    individual culture (個人主義)とは…

    アメリカが代表的な例です。

    • 時間に対して、節約する(saved)・使う(spend)・無駄にする(waste)という感覚を持っている
    • 会話の要点が気になる
    • 率直なコミュニケーションを好む
    • 話者が会話の責任をもつ
    • 聞き手の解釈は、話者の言葉をもとにする
    • 曖昧な表現で聞き手が理解してくれることは基本ない
    • 論理的・効率さが要求され無意味な笑顔は不要
    • うなずきは最小限でよい
    • 頷きは「 あなたの意見に賛成」の意味をもつ
    • 人差し指で自分の鼻をさすと幼稚だと思われる
    • 間を嫌うため積極的に発言することが大切
    • 相手が喋り、自分が発言してよいタイミングがわからないときは相槌を増やすとよい
    • 結論から伝えることが大切
    • ごまかし笑顔は通じず、ばかにされているかと勘違いされ不快感を与える時がある

    Collective culture (集団主義)とは…

    日本や韓国が代表的な例で、主にアジア系です。

    • 効率よりも、協調を大切にする
    • 聞き手は、雰囲気や言葉の裏に隠された意図や顔の表情などの言語以外に注目をして、話者が本当に伝えたいことを理解する必要がある
    • 聞き手が会話の責任をもつ
    • 話者が率直に伝えなくても、聞き手がニュアンスから会話の意図を理解することが求められる
    • 笑顔とフレンドリーさが大切
    • 納期については明確な日程を指定する
    • 納期は、1週間ほど前倒しで伝えておくと良い (納期を守らないことが多い)

    文化の違いによる誤解の例

    ミスコミュニケーションの例

    例①:日本人が、”It would be a little bit difficult to submit by Wed.”という曖昧な表現をしたところ、ネイティブは「難しいが、出来る」のだと理解し、お断り表現に気づけず、後日混乱が起きた。

    例②:日本人が、ベトナム人に「これを水曜日までに提出してくれると嬉しいです」と曖昧な表現をしたところ、「嬉しい」なら「必須ではない」と勘違いし、水曜日の納期を過ぎ、混乱が起きた。

    会議で英語を聞き取れるようになる学習法3選

    最後に会議で英語を聞き取れるようになる学習法を3つご紹介します。

    ①メタ認知を使い、脳内を整理する

    前項でお伝えした、「会議で英語が聞き取れない6つの原因と対処法」の対処法は、メタ認知を利用し、脳内の状況(考えていること)を、客観的に考え、整理してくれます。
    会議の前後、会議中のあなたの脳内の状況を整理し、コントロールしていきましょう。

    ②聞き取れない6つの原因ごとに対処法を確認しトレーニングする

    前項でお伝えした、「会議で英語が聞き取れない6つの原因と対処法」の対処法に取り組んでみましょう。特に「言語的状況」「知識的状況」「文化的状況」はすぐに身につけられるものではないので、毎日繰り返しトレーニングすることが大切です。

    下記の3ステップでトレーニングできます。

    Step 1 まずは知ること
    (英語を知ること、ご自身の強み/弱みを知ること、最適な学習法を知ること)
    例)自動車教習所で習う、標識の意味がわかる、運転方法を理解する

    Step 2 できること (時間がかかっても、知ったことをできるようになること)
    例) 自動車教習所で練習する、しどろもどろだが標識の意味を理解し、運転ができる

    Step 3 自動化、無意識化、習慣化 (運転のように、考えずに無意識でできること)
    例) 無意識に運転ができるようになる、鼻歌を歌いながら運転できるレベル

    これら3つのステップを抑えてやっと、英語を負担なく聞き取れるようになります。

    ③リスニングの6つのステップを理解する

    リスニングにはHURIER modelと呼ばれる下記6つのステップがあります。
    このようなステップに分けることで、あなたが「会議で英語が聞き取れないのはなぜか」つまづきポイントが明確になります。それぞれのステップについて見ていきましょう。

    ① Hear 音声知覚

    Hear とは、音が耳に入ってくるステップです。言語でも、騒音でも、音が耳に入ってくることを指します。

    例) Apple (アップル)という音が耳に入る


    ② Meanings(Understand)音と意味がつながる

    Meanings(Understand)とは聞いた「音と意味が繋がる」ステップです。例えば、「Apple」という音を聞いて、赤い甘いもの(意味)がイメージできるかどうかです。ほとんどの方は、このステップでつまずきます。知っている単語でも、音を聞いた瞬間に意味がイメージできないという具合です。

    例) Apple (アップル)という音を聞いて瞬時に、「赤い甘いもの」とイメージができてる。

    • 英語習得では、日本語に変換せずとも「Apple」という音が、何か理解できることが大切です。

    ③ Remember 記憶に残る

    Rememberとは、②で与えられた意味(イメージ)が記憶に残っているかどうかを指します。次々と英語が話される中で、それぞれの内容を記憶に残せているかが大切です。

    例) John ate the apple.という文章が意味(イメージ)として記憶に残る


    ④Interpret the story(words)記憶の繋ぎ合わせ

    Interpret the storyとは、意味づけされたイメージを、一貫したストーリーとして理解できるかどうかを指します。②や③のステップで脳が混乱してくると、④の記憶の繋ぎ合わせが困難になり、誰が何をしたのかがわからなくなってきます。これはよく会議などでも起こる現象です。

    例) John ate the apple, but it was not tasty… という長めの文章でも、イメージ記憶がつながりあい、一貫したストーリーとして理解できる


    ⑤Evaluate 内容判断

    Evaluateとは、④をもとに、最終的にどんな内容であるのかを判断します。

    例) Johnはりんごを食べたが、あまり美味しくなかったのか。だから…。


    ⑥Respond 反応

    内容判断ができたのちに、反応したり、質問に答えたり、自分の意見を言えるかどうかを指します。

    例) I’m sorry to hear that. といった反応ができる


    ①〜⑥を参考にしながら、自分はどのステップでつまづいているのか考えてみましょう。
    リスニングの6つのステップは、複雑であるため、一人でのワークが難しい場合があります。グロバリでは、リスニングワークをおこない、あなたのつまづきポイントと対処法を、言語習得の専門家が分析・アドバイスいたします。ご興味がある場合は、ご相談ください。

    まとめ

    まだまだ英語の”聴き方”に関して教わることの少ない日本では、「英語が聞き取れない」と困っている方がたくさんいらっしゃいます。

    元々は私も英語が聞き取れずに苦労をした経験があります。米国に住み、毎日英語に触れ、場数を踏んで、授業中はひたすらディクテーション(聞いた英語を一語一句書き取るトレーニングのこと)を行いました。数年かけて、やっと英語を負担なく理解できるようになったのですが、振り返ると自分に最適な学習法を知らず、とても非効率な闇雲学習でした。

    第二言語習得論を学んだ今、どうして英語が聞き取れないのかについて、科学的根拠を基に理解できるようになりました。

    今では、海外在住経験のない多くの受講生が、リスニング力が劇的に改善されたことに喜んでくださいます。ある受講生は、「英語の会議で、ネイティブが相手でも8割以上を聞き取れるようになった」と話してくださいました。


    このように、グロバリでは、第二言語習得論という科学的根拠を基に、あなたに最適なトレーニング方法をご提案します。今回は、その一部をお伝えいたしましたが、言語習得はまだまだ深い分野です。

    「会議で英語が聞き取れない」とお困りでしたら、お気軽にグロバリにご相談ください。

  • 第二言語習得論とは?
    理論に基づいた英語学習メソッドを徹底解説

    あなたは今、「英語を効率よく習得したい」「英語をスラスラ堂々と話したい」と思っていませんか? 実は、第二言語習得論を基にした第二言語習得学(以下、第二言語習得論)について学ぶと、あなたも最短・最速で英語を習得することができます。

    第二言語習得論とは、「特に大人が、第二言語(英語など)を学ぶときに、効率よく言語を習得できる方法」を、研究(科学的根拠)を基に解説している学問のこと。

    しかし、まだ広く認知されていない学問であるため、詳細を知らない方が多いです。

    そこで当記事では、第二言語習得論の専門家集団であるグロバリが、「あなたが効率よく英語力をアップさせる方法」をこの学問をベースに解説します。

    第二言語習得論とは

    はじめに、第二言語習得論とは一体どのような学問なのでしょうか。

    ①第二言語習得論とは

    第二言語習得論とは、「特に大人が第二言語(英語など)を学ぶときに、効率よく言語を習得できる方法」を、研究(科学的根拠)を基に解説している学問のこと。

    脳科学・心理学・コミュニケーション学・社会学・言語学などの分野から派生してできた新しい学問です。

    例えば、脳科学や心理学をベースとした言語習得の研究をしています。
    例として、既に日本語を習得している大人が英語を習得する場合と、日本語を習得していない幼児が英語を習得する場合とでは学習ステップが異なることをご存知ですか?

    既に日本語を習得している大人は、「日本語をベースに英語を理解」しようとします。
    一方、まだ日本語を習得していない幼児は、「英語を英語のまま習得」することができます。これらを脳科学や心理学から派生して、研究しています。

    このような学習者の違いを考慮した上で、一人ひとりに最適な学習法を研究しているのが、第二言語習得論と呼ばれる学問です。

    ②一般的な学習法で効率よく英語力をアップさせるのが難しい理由

    大人が英語を習得するには、年齢・性格・生活スタイルなど多くの違いを考慮して、ご自身に最適な学習法を選ぶ必要があります。

    よく「子どものように、たくさん英語を話したり読めば英語はできます」という講師がいますが、ただ英語に触れ続けるだけでは、大人が英語を習得するには非効率です。

    科学的根拠に基づいて、あなたに最適な成果の出る学習法を身につけることが大切です。

    ③あなたに最適な学習法とは?考慮すべき7つの違い

    第二言語習得論では、下記のような人それぞれの違いを分解して、あなたに最適な学習計画を作ることができます。それぞれの違いについては、別のコラムにて紹介していきます。

    1. 第一言語と第二言語との違い(文法や発音の違い/国の文化の違いなど)
    2. 年齢 (脳の発達/心理的発達/一般知識の有無)
    3. 性格の違い
    4. 英語習熟度の違い
    5. 五感の使い方の違い
    6. 生活スタイルの違い (日々の学習時間など)
    7. 学習戦略の有無の違い (さまざまな戦略(メタ認知法など)を使っている学習者は、言語習得のスピードが早いことは多くの研究で実証済)

    第二言語習得論に基づいた3つの英語学習アプローチ

    グロバリに初回面談にいらっしゃる方の多くが、闇雲な学習をされ、成果が出ずに悩まれています。例えば、「単語帳を1冊やり直しています」「The New York Timesを使ってシャドーイングをしています」など。

    実は、このような科学的根拠のない闇雲な学習では、英語力アップには遠回りになってしまいます。学習の目的を明確にし、あなたに最適な学習トレーニングに取り組むことで、英語を最短で、効率よく身につけることができます。

    グロバリでは、第二言語習得論に基づいて「ビジネスパーソンが効率よく英語力をアップするための学習メソッド」を開発しており、グロバリメソッド™ と称しています。

    今回は、あなたの英語力アップを目的に、「グロバリメソッド™ 3つの英語学習アプローチ」について、概要と実践ポイントをご紹介いたします。

    ①3つの学習アプローチ

    「独学だけ」「マンツーマン英会話だけ」「英会話スクールでのレッスンだけ」と、一つのアプローチに偏った学習ではなく、3つのアプローチをバランスよく取り入れることで、最短・最速で、ビジネスでも通用する英語力が身につきます。

    1. 効率よく 1人で学ぶ(Input)
    2. 効率よく マンツーマンで学ぶ(Output / Feedback)
    3. 効率よく グループで学ぶ(Communication)

    1.1人で学ぶ(Input)

    まず大切なのが、1人学習によるInputです。Inpputとは、読むことや聞くことを指します。
    ここで、難しい教材やニュースを時間かけて丁寧に学習しようとする方が多くいますが、実は、それは非常に非効率で、英語力アップの効果はほとんどありません。

    闇雲に多読・多聴など、英語に触れ続けても、英語を読める力・聞く力のアップにはつながりません。
    もちろん、第二言語習得論では、英語に触れれば触れるほど、つまり、Inputの量が多ければ多いほど、英語が習得できると実証されています。

    例えば、多読・多聴を繰り返すことで、同じ英単語や英文法に繰り返し出会い、英語が定着していきます。しかし、ここで大切なことは、「自分のレベルにあったInput」をすることです。

    「自分のレベルにあったInput」として、Krashenが提唱している「i+1理論」が役立ちます。iは自分のことを指し、+1は自分よりも「ほんの少し」だけレベルの高い教材を使うということ。

    ● 1%の新しい学び

    ここで言う「ほんの少し」とは、99%は理解できる文章だが、1%だけ知らない英単語が含まれるレベルを指します。例えば5行に1単語ほど、知らない、もしくは見たことがあるけれど意味を覚えていない単語が含まれているようなレベル。

    これだと一見「知らない単語に多く触れないと英語を覚えられないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、例えば、70%知っている単語で、30%知らない単語が含まれるニュース記事を読むとします。

    そうすると、70%知っている単語の意味を瞬時に理解したとしても、知らない単語30%を推測しながら読まなければなりません。さらに、記事の内容を理解するというプロセスを踏み、脳が知らない単語にも内容にも注目しなければならず、混乱します。すると、脳は疲れや負担を感じ、「英語は難しい」「読むのに疲れる」そして「英語力があがっているかわからない」という、結果を招きます。

    しかし、99%の単語を理解できる文章の場合、99%の内容がスラスラと理解でき、脳は1%の知らない単語と、文章全体の内容(意味)に着目することができます。その単語は推測をしやすく、脳にも印象が残り、結果としてその1%は「良質なInput」として、脳が無意識に記憶してくれます。その1%の学びが、英語の定着に繋がっていきます。

    ● 99%の処理スピード向上

    また、既に知っている99%の単語についても、「理解の速さ」を鍛えることができます。
    以下の文章は、ゆっくり考えれば意味がわかるかもしれませんが、日本語のように「瞬時」に理解することは難しいかと思います。

    Understood; I will keep an eye open for a message from the client.

    このように99%知っている単語が含まれる「自分のレベルにあったInput」でも、瞬時に理解できるには時間がかかります。既に知っている99%を多読・多聴することで、単語の処理速度があがり、英語がスムーズに読める・聞きとれるにつながります。


    実践ポイント

    ① 自分のレベルに合う、i+1の教材を探す

    まずは書店・インターネットで英文を読んでみましょう。例えば書店の場合であれば、英検の教材がおすすめです。よくビジネスパーソンはTOEICに目を向けがちですが、「英検」の教材は級別のため、あなたに最適なレベルがわかります。また、英検は日常で頻出の英語をメインにしているため、ビジネスシーンでも役立つ英語力を定着させることができます。

    やり方として、

    1. まずは英検3級の「長文」を一読する
    2. スラスラ読めるのであれば、次は準2級、2級のように少しずつレベルをあげる
    3. そして、5行に1単語ほど、知らない、もしくは見たことがあるけれど意味を覚えていない単語が含まれた長文に出会った場合、それこそがあなたにとってベストな教材(i+1)

    ぜひ、あなたのレベルに最適な教材を見つけて、そのレベルの英文を何度も読みましょう。リスニングに関しても同様です。瞬時に理解できるまで読み込み、聴くことが、英語力定着の一歩です。


    ② 単語や文法の復習は闇雲におこなわず、自分に合う教材を見つけた後で

    単語力や文法力を定着させる方法として、①で判断したあなたのレベルと同等の「単語・文法一覧」をインターネットや書店で確認する方法があります。例えば、もしあなたが準2級が少し難しい(i+1レベル)と感じたとしましょう。その場合、準2級の英単語と文法一覧をインターネットで確認することがおすすめ。調べて出てきた一覧を、一読して、知っている単語は使いこなせるように、知らない単語は付箋などにメモして洗い出していきます。


    ③ グロバリのレベル別トレーニングを取り入れる

    今回は英検の教材を例に実践方法をご紹介しましたが、グロバリではレベル別の英語ニュースやリスニング教材、レベル別2800単語リストを用意しています。より実践的に練習したい方はぜひお問合せください。

    2.マンツーマンで学ぶ(Output & Feedback)

    Outputとは、話すことや書くことを指します。Inputでは、読む・聞くことを通じて、英語の知識を定着させていきました。OutputとFeedbackでは、「あなたの英語のクセに気づく」ことで、あなたの英語を改善していきます。

    Output

    大前提として大人が英語を学ぶ上で大切なことは「気づき」です。まだ日本語を習得していない子どもであれば、文法について説明できなくても、無意識に言語を理解し使いこなせるようになりますが、大人の場合は異なります。どうしても日本語のルール(既存概念)を基に第二言語を理解する傾向があるため、「日本語とは異なる英語の特徴に気づくこと」が重要となります。

    そして、この気づきを促せるのがOutputです。ただInputとして多読・多聴をしても、文法や発音の細かいルールに関しては気づきが生まれにくいでしょう。しかし、実際に自分で英語を話したり書いたりすると、「どの単語が適切?」「文法はどれを使おう?」「発音は正しい?」などの細かいルールに気づきます。

    日常生活で、すぐにできるOutputは、「独り言」です。できれば相手がいる方が良いですが、四六時中、誰かと一緒に居るわけにはいきません。そのため、まずは1人でできる「独り言」を紹介します。


    実践ポイント

    独り言は、いつでも、どこでも、何も持たずに出来ます。通勤中に、クチパクで独り言をする「ながら法」もおすすめです。

    1. 話しやすい身近なことから、テーマを選ぶ
      (例:目の前の人・もの・景色、今日の出来事、明日の予定など)
    2. テーマに沿って、5センテンスを言う
      (ビギナーは指を折りながら数えるとよい)「言う」に挑戦してみることで、あなたが知らない・使いこなせない単語・文法に「気づく」ことができます。わからなくてもすぐに調べずに、まずは知っている単語・文法で話し終えます。
    3. 気になる単語・文法を、調べる


    気づきポイント

    • あなたが知らない・言えない単語や文法に気づき、学習すべきポイントがわかる!
    • 知っているけど使いこなせない・出てこない単語や文法に気づき、復習すべきポイントがわかる!

    Feedback

    1人でのOutputを通じて、あなたの英語のクセに関して、自分なりの「気づき」を得ることができますが、相手の反応やアドバイスによって「明確な気づき」を得られる場合も多くあります。
    この相手の反応やアドバイスのことを、Feedbackといいます。

    例えば、マンツーマンの英語レッスンで、自分の趣味について話をしているときに、相手が混乱した表情をしたり、「Goed,..? You mean WENT?! 」というような直接的なアドバイスをもらうことで、自分では気づかない間違いに気づくことができます。

    Feedbackの大切さを実証している研究は多くあるのですが、その中でもわかりやすい研究例をご紹介します。

    ある日本人男性が、ハワイに移住しました。ハワイでは、日々英語でコミュニケーションをしていたのですが、単語や文法を「学習すること」はせず、周りの知人も間違いを指摘することはありませんでした。そして、研究として、彼の移住前と移住後の彼の文法力を検証しました。

    結果は、毎日英語に触れているのに「文法力(正確性)は移住前と変わらない」というものでした。

    なぜ、毎日英語に触れていてコミュニケーションもとれているのに、正確性があがらなかったのでしょうか。それは、大人になったことで「英語の細かな違いに自ら気づくことが難しくなったから」です。

    したがって、第二言語習得論において、特に大人はFeedback(相手の反応やアドバイス)を通じて、英語のクセや間違いに気づき、正しい英語へと改善されていくのです。


    実践ポイント

    Feedbackを受けるための実践ポイントを3つご紹介します。


    ① マンツーマンの英会話レッスンを受ける

    週に1度以上は、マンツーマンの英会話レッスンの受講をおすすめします。相手がいることで、Outputしなければならないプレッシャーを得ることができ、さらに、相手の反応や表情、アドバイス(Feedback)から自分の英語が「伝わったか」を確認できます。脳内では、無意識のうちに「どう言えば伝わるか」と仮説を立て、「伝わった」「伝わらない」の結果をデータとして蓄積していきます。この仮説検証を繰り返すことで、相手に伝わる英語の感覚がわかり、英語力が定着していきます。


    ② 英語文章を添削してもらう

    あなたの作成した英文に対してFeedbackをもらうことで、会話では気づきにくい単語の使い方、文法の選択、表現方法などを視覚化して理解できます。

    グロバリの英語学習サービスでもライティングの添削をご用意。「単語・文法・内容・構成・発音・伝わりやすさ・異文化理解」などの観点から、第二言語習得論の専門家があなたの英語のクセを分析し、伝わる英語へと改善していきます。自分では気付きにくい英語のクセを直したい方は、ぜひグロバリにご相談ください。


    ③ 海外の友人に「間違いを指摘して」と伝える

    日常やビジネス場面において、海外の方が、あなたの英語の間違いを指摘することはまずありません。相手が理解できればスルーされます。すると、いくら海外の方と日常会話を繰り返していても、正しい英語(正確性)を身につけることは出来ません。そこで、海外の方(特に身近な人)に「間違っていたら指摘して欲しい」と伝えましょう。

    私の場合、以前、過去形のaskedを「アスクドュ」と発音していました。3年もアメリカにいたのに、誰にも指摘されたことはなく、間違いに気づかず使い続けていました。そして日本で、英語講師の友人に「私の英語が間違えていたら教えてね」と話したところ、「askedはアスクトュと発音するよ」と言われ初めて自分の間違いに気づいたのです。

    Feedbackをもらうことは非常に大切です。ぜひ間違いを指摘してほしいと伝えましょう。

    3.グループで学ぶ(Communication)

    最後は、グループ学習による「Communication」です。Communicationとは、自分だけでなく、1人以上の相手との意思疎通のこと。相手とコミュニケーションをとることで、Input (聞く・読む)、Outoput(話す・書く)、Feedbackの繰り返しが可能。英語力をさらに定着させていきます。

    また、コミュニケーションでは、文法書や教科書のように積み上げ式ではなく、アメーバ式に学びを深めることができるので、脳の言語習得プロセスに適し、効果的に英語習得ができます。

    積み上げ式とは…
    be動詞を学んだら、次に一般動詞、現在形、過去形…. 仮定法、などと単元ごとに分かれており、脳の習得プロセスとは異なる、「順番通りの学習法」のことです。

    アメーバ式とは…
    アメーバ式の英語教育とは、蜘蛛の巣のように様々な分野が入り組んでおり、全体が少しづつ完成されていくという学習法です。例えば、Be動詞を学んだ直後にそれを使いこなせる様になるわけでなく、仮定法や現在完了形と言った他の分野を使っているうちに、Be動詞のことが深く理解できていることに気づく、といったように全体が完成されていきます。
    グループでコミュニケーションを図ることで、あなたの英語知識が蜘蛛の巣のように繋がっていきます。


    実践ポイント

    Communicationを実践するためには、以下が有効です。


    ① 実際に英語を使い始める

    間違えても良いので、ペアワーク・グループワークなどで自信を持って発言してみましょう。仮に発言して伝わらなかったとしても、相手の表情や相手から質問を受けることで「これは伝わらない」「こう言い換えよう」と脳が仮説検証を行い、伝わる英語が定着していきます。

    そして、完璧を目指さないことが大切です。コミュニケーションでは、気づきを得ることが大切なので、完璧を目指して言えることしか話さないと、あなたの英語のクセに対する気づきが得られなくなります。最初から「10回は間違えてよい」といったルールを決めましょう。間違えるルールを決めておけば、モチベーションをダウンさせず気を楽にしてチャレンジできます。

    第二言語習得論に基づいて英語を学ぶメリット

    第二言語習得論は今もなお数多くの研究がなされており、科学的根拠を基に、あなたに最適な学習方法で、最短・最速で英語力をアップすることができます。

    第二言語習得論を利用した学習の場合

    英語を教わる際は、第二言語習得論を学んでいる専門家や講師をコーチにして学ぶと、あなたにあった学習プランで、効率よく成果を得ることができます。

    例えば40代の男性で、中高大学受験で英語を学習してきたが、いざ英語の会議に参加すると殆ど聞き取れず、聞き取れた単語をつなぎ合わせて内容を推測している方がいたとします。

    この方の場合、基礎知識の自動化(知る・使いこなせる・自動化)を図るワークや、リスニング力の細分化(単語・文法・発音・ニュアンス・イディオム・リズム・スピード・内容など)を行い弱点ポイントを明確化します。

    さらに、リスニング中にどのような思考プロセスを踏んでいるのかを、第二言語習得論におけるメタ認知を使い、明確にすることも可能です。これらは一例ですが、あなたに合わせた解決法で、英語力を効率よくアップするための学習アドバイスからトレーニングまでを行います。

    第二言語習得論を利用しない学習の場合

    一方で、第二言語習得論を学んでいない講師から英語を学ぶ場合、科学的根拠に基づいたあなたに最適なアドバイスではなく、誰にでもあてはまる努力論をベースにした学習アドバイスになりがちです。例えば、「リスニング力をあげるには、ひたすら聞きましょう」「毎日単語を暗記しましょう」「毎日100回聞き流しをましょう」など、闇雲な学習法を提案する場合が多くあります。それゆえに、あなたが涙ぐましい努力をしても、実は言語習得の効果は薄く(特に大人は、子どもよりも習得に時間がかかります)、効果を実感しづらいです。

    グロバリでは、第二言語習得論の専門家が、あなたの英語力や目的を確認し、最適な学習法を提案しています。英語学習であなたの時間や努力を無駄にしないために、まずは、グロバリにご相談ください。

    まとめ

    実は、私は過去に「自分が英語を話せるようになった経験論だけ」で受講生に英語を教えていました。根拠のない学習法でアドバイスをしてしまっていました。恐らく私と同じように経験だけで英語を教えている講師(コーチ)の方が多いのではないでしょうか。

    そして私はある時「英語をうまく習得する受講生」と「なかなか英語の習得が進まない受講生」がいることに葛藤を覚え、「どうしたら再現性のある効果を出せるのか」を、考えるようになりました。

    そこで出会ったのが、第二言語習得論でした。第二言語習得論を学んでからは、ひとりひとりのレベルに最適な学習法をお伝えできるようになり、レッスンを受け終えた受講生のほぼ全員が、望む英語力を手に入れました。

    まだまだ第二言語習得論は広く知られていない学問ですが、英語を習得するためには欠かせない学問です。第二言語習得論に基づいたあなたに最適なステップで英語を習得し、自在に扱えるようになりましょう。

    グロバリでは「英語をスラスラ堂々と話せるようになりたい」受講生を募集しています。第二言語習得論に基づいた英語学習に興味をお持ちでしたら、お気軽にグロバリにご相談ください。

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